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郵便物にシーリングスタンプは押せる?注意点やおすすめのワックスをご紹介♪

ハンドメイドとして人気のシーリングスタンプは、手紙の封やアクセサリー作りなどに幅広く使われています。
大切なお手紙に、シーリングスタンプを押して送ってみたいと思ったことはありませんか?

届いた手紙にシーリングスタンプで封がしてあったら、オシャレで嬉しくなりそうですよね♪

しかし、シーリングスタンプを押した手紙を郵送していいのかがわからないという人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、シーリングスタンプを郵送する方法と、注意点について解説します。

郵送におすすめのワックスも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

 

シーリングスタンプは昔から手紙に使われていた!

 
 
 
 
 
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シーリングスタンプは、古くから手紙の封に使われています。
古代メソポタミアの時代から存在すると言われている歴史ある文化です。

 

ただ封をするだけではなく、手紙が開封されていない証明にもなります。
もし手紙を受け取る前に誰かが開封すると、蝋が砕けるため開けたことがわかってしまうのです。

 

また、個人の印や家紋を刻むことで差出人の証明としても活躍していました。
スタンプを押し忘れると差出人不明の手紙として扱われていたようです。

 

そんなシーリングスタンプは1900年前後までヨーロッパの貴族の間で長く使われていましたが、現在は元々の用途としては使われていません。
貴族階級の没落や郵便制度の発達によって必要がなくなったことなどが理由です。

 

最近では、おしゃれで魅力的な趣味として再び注目を集めています。

 

シーリングスタンプを押した手紙は郵送できるの?

 
 
 
 
 
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せっかくなので、シーリングスタンプを押した手紙を郵送してみたいと思う人も多いのではないでしょうか。
そうなると、手紙が問題なく郵送できるのかが気になりますよね。

 

結論から言うと、シーリングスタンプの押してある手紙は郵送できます。

 

しかし、普通の手紙よりも厚みが出るので定形外郵便扱いであることが多いです。
普段は82円切手で送ることのできる手紙も、120円切手を貼って定形外郵便として送る必要があります。
ポストに投函するときは、「その他郵便物」と書いてある方に入れるようにしましょう。

 

ちなみに、シーリングスタンプを年賀状に押して送りたい場合は注意が必要です。
年賀状は、シーリングワックスがついていると年賀状扱いにはならず、元旦まで留めておいてもらえません。

 

シーリングスタンプを押した年賀状を元旦に届くようにしたい場合は、郵送にかかる日数を計算しておきましょう。

 

 

郵便物のシーリングスタンプが割れてしまうのはなぜ?

 
 
 
 
 
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郵便局では、回収された手紙やはがきを素早く機械に通して仕分けしています。
そのため、手紙に押されたシーリングスタンプが割れてしまうこともあるようです。

 

ワックスは、蝋のような割れやすく砕けやすい素材でできています。
ベルトコンベアの上を通過し、曲がる時にはじけ飛んで割れてしまう可能性もあります。
これについては、定形外郵便で出しておけば局員さんが仕分けをしてくれることが多いようです。

 

 

実際の失敗談もある!

びっくり

実際に、シーリングスタンプを押した手紙を郵送しようとして失敗してしまったという人もいます。
ご紹介するのは、結婚式の招待状にシーリングスタンプを押して送ろうとした方の体験談です。

 

シーリングワックスの付いた手紙は82円切手では送れないと思い、郵便局の窓口で切手を購入する時に確認しました。

重さをはかっていただいたところ82円内だったので、82円の切手を手紙の枚数分購入したのですが…。

切手を貼って窓口に出そうとしたところ、厚みがあるため定形外サイズになりますと言われました。

たしかに私の確認不足かもしれませんが、もっと早くに教えてほしかった気もします。

招待状に追加で切手を貼りたくなかったので、120円切手を購入して上から貼ることにしました。

 

シーリングスタンプの郵送についての対応は、郵便局員さんによって違うのかもしれませんね。
手紙を送るときには、詳しく確認するなど注意が必要です。

 

 

シーリングスタンプを郵便物に押すときの注意点

ポスト

必ずのりで封をしておく

手紙を出すときに注意しなければならないのが、シーリングスタンプだけで封をしないということです。

シーリングスタンプだけで封をすると、封筒が開いて中身が出てしまうことがあります。
一点を封をするだけでは、はがれてしまうリスクが高まるのです。

こうなることを防ぐために、先にのりで封をしてからシーリングスタンプを押すようにしましょう。

 

現代のシーリングスタンプは、飾りとしての意味合いが強いです。
郵便物として預けるのであれば、トラブルを避けるための対策は自分でも行う必要があります。

 

シーリングワックスの付いた手紙は厳重に封をし、きれいな状態で届くようにしましょう♪

 

切手の料金に注意する

シーリングワックスの付いた手紙を郵送する際は、切手の料金にも注意が必要です。

82円で送ることのできる手紙や、62円切手で送るはがきは120円切手を貼る必要があります。

正式に決められたルールではありませんが、シーリングワックスの付いた手紙は定形外郵便としての扱いになることが多いです。

トラブルを避けるためには必要なことなので、大切な手紙を守るためにも120円切手を購入するようにしましょう。

 

割れにくいワックスを使用する

郵送する手紙にシーリングスタンプを押すときは、割れにくいワックスを使うことが大切です。
ワックスの種類によっては、割れにくいものがあります。

 

フレキシブルワックスという種類は、ゴムのように曲げてもおれない素材です。
そして、グルーガンタイプのワックスも似たような質感で壊れにくい種類と言えます。

蝋のような素材のワックスは割れやすいですが、ゴムのような質感のものを選ぶことで破損を防ぐことができるのです。

せっかく作ったシーリングスタンプが、手紙の郵送中に割れてしまわないように対策しましょう!

 

機械に通してほしくない場合は伝える

郵便局にある仕分けの機械に手紙を通すと、シーリングワックスを割ってしまう恐れがあります。
この仕分けによるトラブルは、手紙を定形外郵便で出すことで防げるかもしれません。

 

しかし、郵便局員さんによって対応が違う場合があります。
絶対とは言い切れないので、もし心配であれば窓口で「仕分けの機械に通さないでください」とお願いするのが最善です!

 

郵便物におすすめなシーリングスタンプのワックスは?

 
 
 
 
 
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フレキシブルタイプのワックス

フレキシブルタイプのシーリングワックスは、郵送に適しています。
普通のシーリングワックスよりも仕上がりにつやがなく、弾力があるのが特徴です。

少し折り曲げようとしても、割れたりせずぐにゃんとします。

この特徴により、強めの衝撃が与えられたとしてもシーリングワックスが壊れてしまうリスクが低いのです。
ただし、仕上がりにツヤがないため、質感では普通のワックスよりも劣るかもしれません。

 

シーリングスタンプ専用のグルーガン

シーリングスタンプ専用のグルーガンも、素材が丈夫なので割れにくいのが特徴です。

そのため、手紙にシーリングスタンプを押して郵送する時におすすめできます。

また、シーリングスタンプを量産しやすいというメリットもあるので、まとめて作ってから手紙に貼るのもいいかもしれませんね♪

 

手紙をたくさん出す必要があるときにもおすすめのワックスです!

 

さいごに

 

今回は、シーリングスタンプを郵送する方法と注意点、おすすめのワックスを紹介しました。

 

シーリングスタンプを押した手紙を郵送するにあたって、注意点や準備すべきことを知っておきましょう。

スタンプは厚みがあるため定形外郵便で出さなければいけませんが、そのほうが破損のリスクも減ります。
ワックスを選ぶときは割れにくい仕上がりのものを選ぶなど、工夫することが大切です。

 

シーリングスタンプを添えることで、手紙を受け取る側もきっとうれしい気持ちになります。
ぜひ、大切な人にシーリングスタンプ付きのお手紙を送ってみてください♪

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